Plastic Model Gallery / Luftwaffe - メッサーシュミット Bf109G-6 我が青春のアルカディア号

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アクト・ハセガワから出ていたメッサーシュミットBf109G-6「我が青春のアルカディア」です。キャプテンハーロックの物語にも祖先として出てきますねっ。松本零士のマンガでは戦場マンガシリーズ「ザ・コクピット」に登場します。物語の後半で再塗装された機体なんですが、この作例ではかなり汚しを入れてしまっています。
上の写真の増槽(ドロップ・タンク)周りには初めて燃料&オイル漏れの汚れを表現してみたのですが、ドイツ機のように下面がライトブルーの機体ではかなり映える事がわかったので、これから適宜やってみようかと思っています。
増槽〜エンジンの吸気口あたりにかけてのグラマラスさはG−6以降の機体の特徴です。
元々アフリカ戦線から渡ってきた・・・という設定になっているようなので塗装はTropなサンド色と緑の迷彩になります。マンガがそうであったように下面との境界はスッキリハッキリの直線です。汚しを入れる前は本当におもちゃのようでした。
ハセガワのデカールの宿命なのでしょうか・・・下地は透けてしまうわ、コーティング負けしてシワが寄ってしまうわ・・・何度も放置したんですけど気を取り直して、つや消しコーティングや汚しを繰り返しなんとか見れる姿になったと思います
ループアンテナやシートベルトにはエッチングパーツを使っています。お決まりですがブレーキ線やアンテナ線は何気に精度を上げてくれる必須アイテムだと思っているので必ずつけるようにしています。
アンテナ線の碍子も面倒なんですけど、2液混合のエポキシ接着剤にエナメルの白を混ぜたものを、ちょんづけして乾燥後に塗装していますが最近これをやるようになって綺麗に見えると思うのですが如何でしょう?実機例ではここまで碍子がきちんと取り付けられていませんし、綺麗には見えないのですが模型的にはとってもよい方法だと、今のところ思っています。
ところがです・・・アクシデントです
この方向の(上の写真)▲マークの前方が手について少しばかり剥がれてしまいました。既にコーティングした後だったので、もうここで一気にモチベーションダウンです。こいつばかりは何度もお蔵入りしそうになったのを掘り起こしてやってきただけにかなりのショックでした。初期の段階ならサンドで上手く平らにして塗りなおし、取り寄せたデカールを貼る・・・所なんですがデカールを取り寄せる気力もうせてしまいました
非常に残念な結果となってしまいましたが、反対方向から見ればかなりいい線行ってます(^^;
おいおいそれって、後姿美人ってのと大差ないんちゃう?