Plastic Model Gallery / Dornier Do335A-12

TRAINER"ANTEATER" 複座練習機型

1/48 タミヤ



個人的に好きな機体で以前から作ってみたいと思っていたDo335の複座です。当初は絶版になったカッティングエッジのデカールを使って、機首に機銃のないV11(CP+UL)機にしようと思ってたのですが、この112番機の機首の無塗装がどうしても気になり、こちらの機体を作成してみることにしました。
この機体の写真、捕獲後のものも捕獲前のものも案外Webで見受けることができます。
コクピットは良く出来ていますので塗りわけをした程度です。前輪のパーツは・・・1/72のドラゴンのものよりも少しディテールがよくないようのです。特にオレオ下部分はがら空きで、実機の写真をみるともう少し複雑な構造になっています。ブレーキ線などのとりつけはよくわかりませんでしたので割愛しています。機体が大きくのっぺりとしてしまわないように、ウエザリングマスターをつかって少しハードに汚してみました。
↑スミ入れ前

↓スミ入れ後
写真が小さくてわかりにくいですが、スミのふき取りを大雑把にすることで、汚れが垂れているような感じにしています
でもやはり機体が大きいのと、迷彩自体がはっきりしすぎているのでノッペリした感じに見えてしまいます
デカールを定着させた後に、オーバースプレーももう少し退色した感じをだしてやることにします
丁度もっていたイーグルカルのデカールには112番機のものがありませんでした(;;)
尾翼のマークだけですので、ここだけキット付属のデカールを使うことにします
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
実機の写真を拡大してみたり、いろんな角度のものを見たりすると、、タミヤの迷彩の塗装指示は正確ではないような気がします。
特に下の写真からは尾翼まわりの胴体はライトグリーン(?)で、尾翼がダークグリーン(?)・・・などなど
タミヤの塗装指示は復元塗装された単座型のものを単純に凡例しているのかもしれません
まあ、終戦の混乱期で機体毎に決まった塗装もなかったのが実情ですし、RLMの色さえもライトグリーンやダークグリーンなどは飛行機会社によって呼び方さえも違っていたようですから


で、あまり手は入れずに、塗装に凝った作例となり以下完成品です