Plastic Model Gallery / Luftwaffe - フォッケウルフFw190 D-9 「ベルリンの黒騎士」

1/48 アクト・ハセガワ 松本零士戦場マンガシリーズ「ザ・コクピット」より



ようやく完成したFw190D-9の「ベルリンの黒騎士」です。先に製作したMe262の「ベルリンの黒騎士」のお話の前半に主人公が乗っていた機体になります。
キットはアクト・ハセガワの松本零士戦場マンガシリーズ「ベルリンの黒騎士」のもので、中身はドラゴンのもの→ルーツはトライ・マスターのものになるそうですが、すべてを比べたこともないのでわかりません。以前作った事のあるFw190A-8ヨゼフ・プリラー乗機の時のキットと大きくは変わっていないみたいです

で・で・で・・なんと胴体パーツと主翼パーツがよじれてしまって修復不可能に陥っていました。というとでサクサクと組めてしまうタミヤのキットを手に入れたので、デカールのみを使って再現してみました。

Me262の時は、話の設定から1日しか搭乗していない機体でしたのでグロス仕上げにしましたが、このD-9(ドーラ)は主人公がエースとして使い込んでいる機体になるとの想像・・・で、マット仕上げ&少しばかり汚しをくれています。

構造上はストレートで、すこしばかりパーツを加えただけです。シートベルト・ループアンテナ・モラーネアンテナはエッチングパーツ、アンテナ線の追加や主脚倒立指示棒を伸ばしランナーくっつけ、機体以外のブラック・グレーになる部分はエナメルのフラットアルミや赤などを使ってかなり劣化した状態にしています。
サフ後、デカール定着のためグロスのブラックで全体を吹き、、キットのデカールを貼り付け・定着乾燥後にマットのクリアでコーティングしています。排気管や機銃のまわりに少しばかりブラウンで汚れをつけ、パネルラインの塗装ハゲはエナメルシルバーで適当に書き込んでいます。

自分自身あまりマットな仕上げのものは作らないですし、好きではありませんが・・・どうだったでしょう?
マンガという事で、グロス仕上げにする手もあったかと思いますが、今では比べようもないのでなんとも判断できません。
AFVチックには逆に汚しが足りない・・・になるのでしょうし、カーモデル的には汚い!で終わってしまうのでしょうし、、ディオラマチックにフィギュアやキューベルワーゲンなどを上手く組み合わせてみるのが良かったのかもしれませんね
思わぬ発見:
この写真のようにプラ板のつるつるしているほうに乗せて写真を撮ると、影になっている箇所に映り込みができてちょっとばかり面白い手法なんじゃないかな?って発見しちゃいました。

松本零士戦場マンガシリーズでは
Me163コメート、二式単戦、アルカディア、ベルリンの黒騎士x2が消化でき、残りは「疾風:アクリルの棺」と「F6F-3:ゼロ〜ホワイトヘア」の2機を残すのみ(自分がストックしているもののうちでは・・・)となりました。
実はTa152やHe162などもキットとして出ていたようですので、オークションか何かで発見したら是非手に入れて作ってみたいと思っています。